こちらでは、全体焼き入れ(ズブ焼き入れ)について、処理の工程や仕組み、特徴をまとめています。全体焼き入れ(ズブ焼き入れ)について興味がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
基本的には、構造用鋼などの素材に対して焼き入れに対して呼称され、品物全体を焼き入れすることから、「ズブ焼きをする」といった表現をされる場合もあります。
全体焼き入れは、品物全体を加熱した後に急冷することで、硬化。品物全体を加熱するため、質量の影響を受けやすい特徴があります。
高周波焼き入れをはじめとする、表面部分だけを加熱・冷却する処理方法に比べて、表面の冷却が遅くなります。そのため、例えば同じ形状であっても、全体焼き入れの方が表面の硬さが出にくい場合もあります。
内部に向かってなだらかに硬度が低下する全体焼き入れですが、一方高周波焼き入れでは、当てる周波数で加熱の深さ(硬化の深さ)が決まるため、加熱深さ限度を超えた内部では急激に硬さが低下する境界ができます。
よって、芯の部分まで焼き入れを行う全体焼き入れの方が、引っ張りや圧縮にも強いという特徴があります。
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全体焼き入れ(ズブ焼き入れ)は、小さいものなら短い時間で芯の部分まで熱が加わりますが、サイズが大きくなるほど、内部までの焼き入れに時間がかかり、難しくなるというデメリットもあります。大きいサイズを依頼する場合は、高い技術力を持つ企業に頼むのをおすすめします。
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